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国連人権理事会のピネイロ特別報告官が、ミャンマーの人権状況を調査するため、11日、4年ぶりに現地に入りました。 ピネイロ氏は11日午後、ミャンマー最大都市のヤンゴンに到着しました。 ピネイロ氏は15日までの滞在中、9月の反政府デモでの武力鎮圧の実態や、政治犯やデモを率いた僧侶らの待遇など人権状況を調査する予定です。 ピネイロ氏は先月、国連でデモ鎮圧による死者は100人以上にのぼる可能性があると報告しており、今回の訪問でどこまで実態に迫れるか注目されます。 ピネイロ氏はこれまでに6回ミャンマーを訪問していますが、2003年の訪問を最後に、軍事政権側から入国を拒否されていました。 今回軍政側が訪問を受け入れた背景には、今月半ばに開かれるASEAN=東南アジア諸国連合の首脳会議を前に、国際社会からの批判をかわす狙いがあるとみられています。(12日02:13)

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